編集中 — 最終更新 2026.05.12 14:08 JST§ 04 用語集 / GLOSSARY
第 142 号  ·  火曜日
中立 · 検証可能 · 投資助言ではない
§ 04 — GLOSSARY  ·  言葉が、足場になる

用語集。

本文を読む前に、最低限の用語を整える。本誌が記事中で頻繁に使う用語を、一次情報に基づいて短く定義しました。

UPDATED 2026.05.12収録 / 24 語

A — 行
ADDRESS
暗号資産を受け取るための識別子。銀行口座番号に近い役割。公開しても秘密鍵が漏れない設計になっており、誰かにアドレスを教えても資産は奪われない(送金されるだけ)。
RELATED / 公開鍵, 秘密鍵→ BTC 解説で例示
ORDER BOOK
注文板(指値・成行)に基づいて、利用者同士が直接約定する売買方式。販売所方式と対比される。多くの場合、実効コスト(スプレッド+手数料)は販売所より低い。
RELATED / 販売所, スプレッド→ 板と販売所比較
ALTCOIN
ビットコイン以外の暗号資産の総称。Alternative coin の略。本誌では、用語の曖昧さを避けるため、なるべく具体的な銘柄名で表記する。
RELATED / ビットコイン→ 銘柄図鑑
K — 行
GAS FEE
Ethereum 系チェーンでの取引手数料。バリデータ(旧マイナー)への報酬として支払う。ネットワーク混雑時に高騰する性質がある。
RELATED / 手数料, バリデータ→ ガス代と手数料の記事
PUBLIC KEY
秘密鍵から数学的に導出される鍵。アドレスの基になる。署名の検証に用いられ、公開しても問題ない設計。
RELATED / 秘密鍵, アドレス
CONSENSUS
分散ネットワークで「次のブロックを誰が・どのように確定するか」を決めるルール。代表例に PoW(Proof of Work)、PoS(Proof of Stake)がある。
RELATED / PoW, PoS→ BTC の PoW 解説
S — 行
SPREAD
買値と売値の差。販売所方式で広く設定される傾向にあり、利用者にとっては実効的な手数料として作用する。板取引のスプレッドは需給で決まり、流動性の高い銘柄ほど狭くなる。
RELATED / 板, 販売所
STABLECOIN
米ドルなどの法定通貨に価値を連動させた暗号資産。USDT・USDC・DAI など。裏付け資産の種類により、リスクの性質が異なる。
SELF-CUSTODY
自身で秘密鍵を管理し、取引所を介さずに暗号資産を保有すること。ハードウェアウォレットなどを用いる。利点は所有権の明確化、欠点は紛失リスクの全責任。
RELATED / ハードウェアウォレット→ セルフカストディ記事
T — 行
CENTRALIZED EXCHANGE
運営会社が顧客資産を預かり、売買を仲介する取引所。bitbank・Coincheck などの国内取引所はすべて CEX。
TOKEN
既存のブロックチェーン上で発行される暗号資産。独自のチェーンを持たない点で、コインと区別される。例:USDT は Ethereum・Tron 等のチェーン上で発行されたトークン。
RELATED / コイン
H — 行
HALVING
ビットコインなどの PoW チェーンで、ブロック報酬が約 4 年ごとに半分になる仕様。2024 年 4 月に 4 回目の半減を実施。次は 2028 年頃。
RELATED / ブロック報酬→ BTC 解説で詳細
OTC / DESK
取引所が固定価格で利用者に売買を提供する形式。スプレッドが広いため実効コストは高くなりやすいが、操作がシンプル。
RELATED / 板取引
PRIVATE KEY
暗号資産の所有を証明する鍵。漏洩は資産の喪失を意味する。一般に、シードフレーズ(12 / 24 単語)として安全に保管する。
RELATED / 公開鍵, シードフレーズ
R — 行
LEVERAGE
証拠金の何倍かの取引を可能にする方式。日本では現物 BTC で最大 2 倍まで(個人)。本誌は初心者にレバレッジ取引を推奨していない。
RELATED / 信用取引
A–Z欧文略語
DECENTRALIZED FINANCE
スマートコントラクトを用い、特定の運営者を介さずに金融機能(貸借・交換等)を提供する仕組みの総称。
RELATED / DEX, スマートコントラクト
EXCHANGE-TRADED FUND
上場投資信託。2024 年 1 月、米国 SEC は現物 BTC-ETF を承認(release no. 33-11257)。日本では 2026 年 5 月時点で未承認。
RELATED / 現物 ETF→ ETF 承認記事
LAYER 1 / LAYER 2
L1 は独立したベースチェーン(Bitcoin、Ethereum、Solana 等)。L2 はその上に構築されるスケーリング層(Optimism、Arbitrum 等)。
RELATED / スケーラビリティ
PROOF OF WORK / STAKE
代表的なコンセンサスアルゴリズム。PoW は計算競争で、PoS は保有量に基づき、次のブロックを確定する者を決める。
RELATED / コンセンサス

Sources: Bitcoin whitepaper (2008) / Ethereum yellow paper / 金融庁・国税庁公開資料 / 各プロジェクトの公式ドキュメント。用語の定義は、日本語環境で広く使われている語義に合わせて編集部が短く再構成しています。